東京のキッチンで弁当を盛り付けるマーク・マツモト

Marc Matsumoto

プロフィール

宮崎で生まれ、カリフォルニアで育ちました。テクノロジー・マーケティングの世界で12年間働いた後、食の仕事に導かれて2011年に日本へ戻り、今に至ります。

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ここまでの道のり

私は日本の宮崎県延岡市で生まれました。当時、両親はサンフランシスコに住んでいましたが、母は慣習に従って出産のために帰郷しました。数カ月後、私たちはアメリカへ戻りました。

子どもの頃の休暇は、宮崎の家族を訪ねて過ごしました。食が好きになったのはこの場所です。祖父とは夜明け前に釣りへ行き、曾祖母には畑から大根を採ってくるように頼まれました。夕食は、その季節に採れたものを中心につくられていました。

サンフランシスコ、そしてナパ・バレーで育った私は、4歳か5歳の頃から母と一緒に料理をしました。高校ではウェブデザインを覚え、商用ウェブが形になり始めた頃、地元のインターネットプロバイダーやワイナリーのサイトをつくりました。それがテクノロジー・マーケティングでの12年間のキャリアにつながり、まだDVDを郵送していた時代のNetflixでも4年以上働きました。

2007年、食事に招いた友人からつくり方を聞かれたときに案内できる場所として、No Recipesを始めました。2009年にテクノロジー業界を離れ、最初はプライベートシェフ、その後はレシピ開発者、料理写真家として、食の仕事に専念しました。その仕事で、サウジアラビア、ブータン、オーストラリアなど世界各地を訪れました。

2011年にFood Networkの「Chopped」に出演し、日本へ移住しました。自分のルーツに戻ったことで、毎日身を置きたいと思っていた食文化を深く学ぶことができました。札幌で数年を過ごし、2015年から東京を拠点にしています。

翌年、NHKワールドの「Bento Expo」で共同ホストを務め始めました。2025年3月に番組が終了するまで、160カ国以上の視聴者に日本の弁当文化を紹介しました。その期間中、Maki Ogawaさんと『Ultimate Bento』を共著し、2020年グルマン世界料理本大賞を受賞しました。また、日本の食品会社の海外進出と海外ブランドの日本展開を支援するGlobal Food Proを共同創業しました。

現在は、テレビホスト、写真家、レシピ開発者、コンサルタントなど、いくつもの仕事に取り組んでいます。どんな仕事をしていても、私はやはりキッチンに戻ります。多くのアイデアは、そこから始まります。

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執筆

Maki Ogawaさんと共著した『Ultimate Bento』(Tuttle Publishing、2020年)は、2020年グルマン世界料理本大賞を受賞しました。85のレシピを自由に組み合わせられる構成で、「Bento Expo」と同じ考え方をもとにしています。弁当はひとつの仕組みであり、その要素がわかれば自分で組み立てられます。Ultimate Bento →

2007年、夜の副業としてNo Recipesを始めて以来、日本の食について書き続けています。今も、技法を軸にしたレシピを掲載しています。Marc's Recipesはメンバーの支援で運営し、毎週新しい記事を公開しています。Substackでは、日本の食事を組み立てる考え方味噌が味噌汁だけではない理由日本で「もったいない」が大切にされる背景など、食の背景にある考えを掘り下げています。

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